ドイツ・ベルリンで開催された「バカルディレガシーグローバルカクテルコンペティション2017」ではベルギー代表のRan Van ONGEVALLE(ラン・バン・オングバレ)氏のカクテル「クラリタ(Clarita)」が優勝し、日本代表として出場した佐藤健太郎氏もトップ3に入賞しました。
バン・オングバレ氏の優勝カクテル「クラリタ」は、家族の絆からインスピレーションを得て創作したカクテルです。バーテンダーである父のキャリアを継承し、またバカルディレガシーのライバルとして抱いた思いを込め、“家族の味”をバカルディ8に込めています。
そしてトップ3に選ばれたのは、「バカルディレガシーカクテルコンペティション2017日本大会」で優勝し、日本代表として参加した佐藤健太郎氏がバカルディラムが生まれたキューバにある港町マリエルと佐藤氏の故郷である横浜の港町との類似点からヒントを得て創作した「マリエル」、および台湾代表のGrace TSAI(グレイス・ツァイ)氏が創作した「Apóstol(伝道師)」でした。
参加したゲストやファイナリストたちは「バカルディレガシーグローバルカクテルコンペティション2017」のために招待したMajor Lazerのメンバーとして知られるジリオネアのDJや各レガシーカクテルと共に、それぞれのパフォーマンスを称え、祝いました。
今年で9年目を迎える「バカルディレガシーグローバルカクテルコンペティション」は一つのブランドによる大会としては世界で最も大きな大会です。
年間を通して行われる各国での代表選には数千のエントリーが集まり、ドイツ・ベルリンの世界大会には38の国と地域が参加、その中で残った8名がグローバルファイナルでオリジナルカクテルとバーテンディング技術を競いました。
グランドファイナルは業界内で影響力があり、国際的にも名の知れた審査員により選考されました。バカルディマスターブレンダーのホセ・サンチェス・ガビート氏、国際的に活躍しているバーテンダーの上野秀嗣氏、ニューヨークのバーテンダーであり業界のメンターでもあるジュリー・ライナー氏、そして、昨年の優勝者ジン・チャン氏です。
過去8年の「バカルディレガシーグローバルカクテルコンペティション」では、幾つものクラシックカクテルが誕生しました。「ムラータ・デイジー」「ザ・ナイトカップ」「メイドインキューバ」 そして、昨年の優勝者が創作した「ベンセレモス (Venceremos)」は今では各国のバーに広まっています。2018年優勝カクテルである「クラリタ」の広がりと、2017年日本代表の佐藤健太郎氏の今後の活躍にどうぞご期待ください。
「バカルディレガシーグローバルカクテルコンペティション2017」優勝カクテル
CLARITA(クラリタ)
by Ran Van ONGEVALLE(ラン・バン・オングバレ)
- 2 parts バカルディ8
- 1/3 part アモンティリヤードシェリー酒
- 1 バースプーン crème de cacao
(クレームドカカオ) - 2 ダッシュ アブサン
- 1 ダッシュ 食塩水
方法:
ステア
グラス:
クープグラス
ガーニッシュ:
オリーブオイル3滴
「バカルディレガシーグローバルカクテルコンペティション」2018
メキシコシティ大会
2018年の「バカルディレガシーグローバルカクテルコンペティション」は、メキシコシティで開催します。メキシコシティはラテン文化の主要都市であり、カクテルの主要都市としても急成長しています。世界トップクラスのバーテンダーたちをメキシコのバーテンディングコミュニティへ招待する機会を持てることはとても光栄です。
10周年という記念の年に、グランドファイナル大会を初めて南アメリカで行うことは意味のあることであり、バカルディラムのメキシコやラテンアメリカ文化との深い繋がりを改めて歓迎し祝福することでもあります。
2018年の日本予選の応募については追って公開いたします。
【バカルディ ラム】
コウモリのマークをロゴに使用したスピリッツ、バカルディはバーテンダーから絶大な信頼を得ている世界No.1ラムです。19世紀後半の創立以来、そのスムーズなフレバーが愛されモヒート、キューバリブレ、ダイキリなど様々なトロピカルカクテルの誕生に寄与してきました。品質にこだわるバカルディ ラムは、現在では世界中でラムのスタンダードとなっています。